秋紫陽花

「何日かつづいたやわらかな雨に夏のあいだのほこりをすっかり洗い流された山肌は深く鮮やかな青みをたたえ、十月の風はすすきの穂をあちこちで揺らせ、細長い雲が凍りつくような青い天頂にぴたりとはりついていた。

空は高く、じっと見ていると目が痛くなるほどだった。

風は草原をわたり、彼女の髪をかすかに揺らせて雑木林に抜けていった。

梢の葉がさらさらと音をたて、遠くの方で犬の鳴く声が聞こえた。まるで別の世界の入り口から聞こえてくるような小さくかすんだ鳴き声だった。

その他にはどんな物音もなかった。
どんな物音も我々の耳には届かなかった。

誰一人ともすれ違わなかった。

真っ赤な鳥が二羽草原の中から何かに怯えたように飛びあがって雑木林の方に飛んでいくのを見かけただけだった。」



ノルウェイの森」より抜粋





秋紫陽花が届きました。






季節が変わろうとしています。

手紙


誰かの為にペンをとって綴る。





季節の事。

相手の近況。

自分の近況。

伝えたい事。

長い付き合いだから、わかってもらえる事。

相談できる事。

共感してもらえる事。

親密な空間。

いつ逢えるかわからないけれど、いつも繋がっているライン。



封を開けると、その人の空気も届く様な気がするのは、活字ではなくて 直筆の生きている文字だからかもしれない。









その人の事を想い、筆を選び、綴る。


そんな相手がいる 幸せ。

盆の雨

旧暦7月15日の盆の頃に降る雨。





精霊と語り合うひとときを与えてくれる雨。






暑い暑い夏の一時。





蝉の声も暫し止まり 夏だという事を ふと忘れる。



故人 慰霊者 。





過去と会話できる 夏の狭間。






暫し語らいを。


新月

7/31 3:40


新月




昔から新月の見えない力を借りていたようです。






新月のおまじない。






主語を自分にして

新月から48時間以内(8/2 3:34)に自分が叶えたい目標を2項目以上、10項目以内を記入します。





A4サイズの白い紙などに、ボールペンで
目標や、これからなりたい自分を想定し記入します。


あたかも、もう夢がかなっているかのように感じながら。





見えない力。




一時の幻想的な夜。




たまには そんな過ごし方も。

mana

PUZZLEのように。

一つ 一つ。

一人 一人。





経験
観た映像
読んだ本
触れた感触
出会った人







一つ 一つ。


一人 一人。



幾重にも重なった偶然の中に。








私を創りあげてくれている pieceの中に manaがいます。


Hawaii語で「神聖なPower」と意味する名を持つ彼女は 出会った時から私にいつも様々な色付いたPowerを能えてくれています。


彼女と一緒に行ったCafe. Bar. SHOP. Market. Movie.


すべてが 私の中の基盤。




日本にはいなくて すぐに逢う事はできないけれど。


彼女が能えてくれたすべては私の中で 生きていて薄い 膜のように包んでくれています。







Australiaから cielo azulへ届く服。

「maR」

繊細でSilhouetteが美しい彼女の服に 私はいつも想いを馳せています。


http://www.zakka-cieloazul.com/index.html


mana. いつも あなたを 想ってるよ。