まぼろしハワイ

中学生の時に出会った 吉本ばなな さんの本。

一番初めに読んだのは「N.P」
粗筋はとてもシンプルなのに 独特の表現方法に心奪われた。





来月からのハワイ展。
布作家のmanuoku あーちゃんとの打ち合わせの際。



「最近 鈍ってる気がする。もう少し がつん としたものを描きたいんだけど。」 と相談したら
「ばななさんの 本を読んでみるとか。あの 本能が 自然そのものだから。人も植物も、おんなじだから」と。





久々に手にとったのは

「サウスポイント」


舞台はハワイ。


さらりとした ハワイ。


そのあと 図書館で「まぼろしハワイ」に出会った。


父を亡くしたオハナが義理の母であり、フラダンサーのあざみと ハワイに行く話しだ。



濃いハワイだった。

読んでいると、ハワイにいるあーちゃんから写真が届いた。


「全て 導かれていたよ」


出来事は シンクロするのかも。








「ハワイにいると、人間はいつだって抱かれているんだと思う。世界に抱かれることはただ甘いだけではない。死も含めた大きな明け渡しの中で、くるまれているのだ。」(まぼろしハワイ抜粋)